こんにちは、ねこたです。
2024年10月15日、ついにMeta Quest 3Sが発売されましたね!
Meta Quest 3Sを手に入れたら、まずはその没入感を楽しみたいところ。ですが、ゲームアプリがたくさんあるので、どれで遊べばいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、私がMeta Quest 1,2,3で購入して実際に遊んだ、VRの没入感を存分に楽しめるフィットネスゲームアプリを5つご紹介します。
オススメのフィットネスゲームアプリ5つ
Beat Saber|オススメ度 ★★★★☆
まずはMeta Quest定番のゲーム、ビートセイバーです。値段は2,990円。
数年前にけっこう流行って、YouTubeなどにプレイ動画をアップロードしている人も多いので、VRゲームに興味がある人は1度は見たことがあるかも。
ゲームの内容は、リズムに合わせて自分に向かってくるキューブを矢印の方向に合わせて斬ったり、障害物を避けたりして遊ぶゲームです。
メインメニューはこんな感じ。
デフォルトで収録されている曲数は約40曲ほどで、追加DLCを購入すればさらに増えます。DLCは海外の有名アーティスト(Lady GaGaやGreen Day、BTSなど)の曲がセットになって販売されています。
そしてさらに、非公式ですがMODを使えば、ユーザーによって作られたカスタム曲も追加することができるようになります。
MODを導入できれば遊べる曲数は数万曲に増えるけど、導入方法が少しややこしいかもしれません…
導入できたらこのアプリだけでずっと遊べると思います!
こちらがプレイ画面です。
画像ではキューブの質感がマットな感じに見えますが、実際に画面で見てみるとぷるぷるとしたゼリーのような感じで、斬ったときに手に伝わる振動も気持ちいいです。
キューブがプレイヤーに向かってくるので、VRで初めて遊ぶ人は「きゃーっ」と言って本気で避けてしまうこともあります。笑
公式サイトをのぞくと、”まるでダンスを踊っているような感覚で〜”とありますが、慣れないうちはそんなにオシャレにできません。笑
基本的に腕を振るだけでプレイができるのでフィットネス性能はそんなに高くないですが、高難易度の曲は結構疲れるので汗はかけます。
PISTOL WHIP|オススメ度 ★★★★☆
次に紹介するのはPistol Whipですが、個人的にこのゲームがフィットネスゲームの中では1番面白いです。値段は2,990円。
ゲーム内容は、出てくる敵をリズムに合わせて撃つ、または殴るゲームです。
こちらがゲーム画面です。
敵が正面に1人と、奥に3人います。この敵を持っている銃で撃つゲームなんですが…
なんと敵もこちらに向かって撃ってきます。
プレイヤーの当たり判定は頭部のみで、弾速もゆっくりなんですが、高難易度にすると敵が多いので、避けながら敵を撃つのがかなり大変です。
避け方は自由ですが基本的にはしゃがむので、スクワットの連続で太ももが鍛えられるし、汗も結構かきます。
この局面だと球を避けながら、リズムにのってバンバンバンバンバンバンバンバンですね!笑
ちなみに、設定から銃の見た目やカラー、迷彩などを変更したり、デュアルにして遊ぶこともできます。
ちなみに銃を下に向けるとリロードできます。銃によって装填数も違ったりしますね。
さらに、ビートセイバーと違って、カスタム曲を追加するために複雑な設定やMODを導入しなくていい点も、個人的にはとても嬉しいポイントです。手軽に好きな曲でプレイできるのは大きな魅力ですよね。
ただし、ビートセイバーのカスタム曲よりも種類がかなり少ないですし、ジャンルもほとんど洋楽です。
SYNTH RIDERS|オススメ度 ★★★★☆
次に紹介するゲームはSYNTH RIDERS。値段は2,490円。
デフォルトで収録されている曲は全部で96曲。結構おおいです。さらにMODを導入することで遊べる曲は数千曲になります。
このゲームは、リズムに合わせて奥から飛んでくるノーツに手をかざしてプレイするリズムゲームです。
特に魅力的なのは、フィットネスゲームの中でも、ダンスを踊っているような感覚に近いところだと思います。自然に体を動かしながら、リズムに乗れるので、楽しくエクササイズができる点が大きな特徴です。
ノーツに手を合わせるのではなく、軽く小突くようにするとそれっぽくなります。笑
高難易度になると高い動体視力を求められるほどノーツの速度がはやく、むずかしいです。
ですが、ビートセイバーのように斬る方向が決まっていたり、Pistol Whipのように激しく動く必要がないため、シニアの方でも無理なく楽しめるフィットネスゲームだと感じました。
Racket: Nx|オススメ度 ★☆☆☆☆
Racket: Nxは、テニスとブロック崩しが合わさった感じで、360度壁に囲われた空間でポイントになる場所を目掛けてひたすらにボールを打ち込むゲーム内容になっています。
値段は2,208円。
このRacket: Nxは、私が1番最初に購入したゲームで、VRの没入感を初めて体感した思い入れのあるゲームです。
ですが、現在は他にも多くの面白いゲームアプリが発売されているため、今となっては少し単調に感じる部分もあり、飽きやすい印象があります。
コントローラーのボタンを押してボールを引き寄せ、思いっきり引っ叩くという爽快感はあるものの、基本的にはそれだけです。
そこまで激しい運動にはならないので、シニアの方やVRを体験してみたいという方には向いているかもしれません。
Racket Fury: Table Tennis VR|オススメ度 ★★★★☆
Racket Fury: Table Tennis VRはリアルな卓球体験をVRで楽しめるゲームです。ピンポン玉やラケットの物理演算が非常に優秀で、まるで本物の卓球を楽しんでいるかのような感覚を得ることができます。
値段は2,208円。
こちらはメインメニューの画面です。対戦相手はAIかオンラインのプレイヤーと遊べます。
個人的にオススメなのは、プラクティスモードのAIとひたすら打ち合う遊びです。
オンラインモードはマッチングに時間がかかったり、対戦はラグがあったりするので私はあまりプレイしていません。
プラクティスモードのAIは必ずボールを打ち返してくるので、1人で壁打ちをするような感覚でずっと遊べちゃいます。
設定からAIの打ち返してくるボールの速さや、スピンのかかり具合なども変更できるので、ゲームに慣れてきたら段々と強さを調節すると楽しめるかも。
温泉の卓球くらいしか経験したことのない私の意見ですが、物理演算やプレイ体験は”ほぼ現実の卓球そのもの”のように感じます。面白いです。
ただ、卓球のアプリはEleven Table Tennisというゲームもあって、レビュー数はそちらの方が上で人気なようです。気になった方はこちらもチェックしてみてください。
その他の遊んでみて面白かったアプリ
フィットネスゲーム以外にも、Meta Quest を手に入れた方に遊んでもらいたいアプリを2つ紹介したいと思います。
Wander|オススメ度 ★★★★★
フィットネス以外で面白かったアプリの1つめはWanderです。
このアプリは簡単にいうと、VR版 Google Earthといった感じで、世界中の観光地や名所をバーチャルで探索できるアプリです。
世界中といっても行ける場所は青く塗りつぶされているところだけ。日本は細い道もほとんど歩き回ることができます。
適当に日本の中心辺りを押してみると森の中に。
画質がとても綺麗なので、本当にその場所にいるかのような臨場感を味わえるのがWanderの魅力の1つです。
次はある漁港へやってきました。
内陸に住んでいる私にとって、海はなかなか行ける場所ではないので、VRで気軽に海の景色を楽しめるのはとても嬉しいです。
自宅にいながら、海風や潮の香りを感じるような気分に浸れるのは、まさにVRならではの体験ですね。
他にも東京の至る場所や、エジプトのピラミッド、フランスのエッフェル塔やヴェルサイユ宮殿、アメリカのグランドキャニオンなど、Wanderを通じて、これらの名所を自宅にいながらにして探索できるのは、本当に魅力的な体験です。
今はなかなか気軽には行けない昔住んでいた場所や通っていた学校、商店街などに訪れてみると、懐かしさが込み上げてきて泣いてしまうかもしれません。
PianoVision|オススメ度 ★★★★☆
最後にご紹介するのはPianoVisionです。値段は990円。
このアプリを使えば、ピアノの鍵盤上でどの音を弾くべきかを視覚的にわかりやすく示してくれるため、音符を読めない初心者の方でも簡単にピアノの演奏をすることができます。
実際に画面にはこのように映ります。
設定を変更すれば、鍵盤の高さや横幅をこまかく調節したり、鍵盤を押さえるまで曲が進まないようにしたりもできます。
ピアノを弾ける人からすると微妙かもしれませんが、ピアノを買ったけど諦めてしまった方やピアノを弾くのが夢だった方には革命的なアプリだと思います。
また、PianoVisionには1,400曲以上もの曲が最初から収録されていますが、MIDIファイルを用意することで自分の好きな曲を練習することも可能です。
一応、電子ピアノを持ってない人でも仮想ピアノを表示して演奏することができますが、試してみたところ精度があまり良くなかったので、こちらはあまりオススメできません。
PianoVisionについて詳しくはこちら↓
【関連記事】ピアノに触れたこともない初心者がQuest3でPianoVisionをプレイしてみた感想
まとめ|MOD導入が可能ならビートセイバーが最強!
Meta Questになる前のオキュラスクエストの頃から、いろいろなVRゲームアプリを遊んできましたが、MOD導入が可能ならビートセイバーさえあれば他のゲームは必要ないくらいに遊べます。
MOD導入がむずかしいようであれば、Pistol WhipとRacket Furyで遊んで、疲れたらWanderで世界旅行をするなんて使い方も面白いと思います。
この記事が少しでもみなさんの参考になれば幸いです。