こんにちは、ねこたです。
キャットタワーを購入してから2〜3年も経つと、柱の部分がボロボロになってきて、見栄えが悪くなりますよね。
なにより、猫ちゃんたちが爪とぎできずに困ってしまいます。
我が家のキャットタワーも爪とぎ部分がボロボロになっていたので、SIMPLE.さんのキャットタワーリペアロープを購入し、重い腰をあげてキャットタワーを修復してみました。
この記事では、キャットタワーリペアロープを使ってみた感想や修復に必要だったものなどを紹介します。
キャットタワーリペアロープについて
今回、私が購入したのはキャットタワーリペアロープのハイブリッドタイプ、長さは50mのものを選びました。
包装をあけると、中にはキャットタワーリペアロープ、説明書、結束バンド4つ、おまけのオモチャが入っていました。
修復する前のキャットタワー
今回は、画像中央のキャットタワーを修復しました。
購入した時期は約5年ほど前で、麻ひもがボロボロになってしまっています…
支柱がむき出しになっている部分もあります。
これは早くなんとかしないとヤバい…
キャットタワー修復に必要なもの
キャットタワーの修復には、”キャットタワーリペアロープ”以外にも、ボサボサになったロープをほどくための”ハサミ”が必要です。
また、本製品には4本しか結束バンドが付属していないため、3箇所以上、キャットタワーを修復する場合は、小さめの”結束バンド”が必要です。
- キャットタワーリペアロープ
- 追加の結束バンド
- ハサミ
必須ではないですが、キャットタワーを1度バラしてから修復作業をおこないたい方は、組み立て時に使用した”六角レンチ”、または”電動ドライバーセット”が必要です。
支柱からホチキスの芯のようなもの(タッカー)が飛び出している場合は、そのまま作業をすると危険なので、芯を引き抜くための”ペンチ”もあると役に立ちます。
- 六角レンチ、または電動ドライバーセット
- ペンチ
キャットタワー修復の手順
まずはキャットタワーをバラす
キャットタワーは必ずしもバラバラにする必要はないですが、「きれいにしっかりと巻きつけたい」「支柱と支柱の間が狭い」場合には、キャットタワーを分解するのがオススメです。
組み立てに使用した六角レンチはありませんでしたが、家に電動ドライバーセットがあったのでそれを使いました。
ボックス部分は、持っている電動ドライバーだと狭くて「詰んだ…」と思いましたが、付属の謎のチューブ(フレキシブルシャフト)のおかげでなんとか回せました。
なんとか修復予定の支柱をバラバラにできました。
ここから支柱に残った麻ひもをハサミで切って取り除いていきます。
麻ひもを引き剥がしていくと、たまにホチキスの芯みたいなものが飛び出すことがあります。
これを残したままリペアロープを巻きつけるのは危ないので、ペンチで取り除きました。
次はいよいよ、リペアロープの巻き付けです!
リペアロープの巻き付け作業
巻き付けの開始は、支柱の根本部分で1周クルッと巻いて、結束バンドで固くとめます。
そのあとは、ロープとロープのあいだをしっかりと詰めて、キツめに巻いていきます。
小学生のころ、コマを回した記憶が蘇ってきました。笑
てっぺんまで巻き終わったら、巻き始めのときと同じ要領で結束バンドで固くとめます。
さいごに、結束バンドの飛び出した部分をハサミでカットして、1本分が終了です。
どうしても開始と終わりの部分のボサボサが気になりますが、とりあえず2本分巻いてみました。
正直、商品が届いた時は「ロープの長さ50mで足りるかな?」と心配しましたが、何重にもロープが重なって巻き付けられていたので、少し安心しました。
キャットタワーリペアロープをほぼ使い切って、組み立て直したときの画像がこちらです。
白と茶色のストライプになっている柱と今回巻いた柱がバラバラで、見栄えはそんなによくないかもしれませんが、最初の状態に比べるとだいぶマシになった気がします。
キャットタワーリペアロープを使ってみた感想
綿素材だからキレイに長持ちしそう
遠くで見ると色がバラバラでイマイチですが、近くで見てみるとけっこう新品同様?の仕上がりになっています。
さらに、素材が麻ではなく綿なので、猫が爪とぎをしてもボサボサになりにくく耐久性があります。
ボロボロになった麻ひものゴミを掃除する手間が省けるのは助かりますね。
匂いがほとんどない
この製品はほとんどが綿素材なので、直ににおいを嗅いでみると”新品の服”みたいな匂いがします。
私は麻のにおいは別に嫌いではありませんが、部屋が麻臭くなってしまうよりは、綿のにおい(ほぼ無臭)のほうが嬉しいですよね。
逆に麻素材には、爪とぎをしたときの”バリバリ”とした木のような感触がありますが、綿素材のこの商品にはあまりありません。
ですが、うちの猫たちはキャットタワーを修復し終えたあと、すぐに登って爪とぎをしていました。
結束バンドの切り口がとがってて危ない気がする
リペアロープの巻き始めと巻き終わりを結束バンドで止めていますが、その結束バンドの切り口が少しとがっています。
上の画像のように猫が触れられないような場所にあればいいのですが、柱の中間に結束バンドの切り口がある場所もあるので、ケガをしないか少し不安ですね。
結束バンドから飛び出したロープのボサボサも少し気になりますよね…
50mではキャットタワー全体を修復できない
「何mのロープがあれば修復できるか」がわからなかったので、とりあえず長さ50mを選びましたが、全体の半分くらいにしかなりませんでした。
円安のせいかもしれませんが、ハイブリッド・50mで値段は4,690円。似たようなキャットタワーはAmazonで7,000円〜で売られています。
今回の私のキャットタワーのように全体がボロボロになってしまっている場合は、修復するのではなく新しいキャットタワーに買い替えたほうが良かったのかなとも思ってしまいました。
おまけのオモチャで遊んでみた
完成したあと、ついでにおまけのオモチャでも遊んでみました。笑
作り方は簡単で、フェルトのイカの人形に余ったリペアロープを通して結ぶだけです。
これが意外にもうちの猫ちゃんたちにウケたようで、けっこう遊んでくれました。
イカさんの耐久力に少し不安はありますが、ボロボロになるまでは遊ぼうと思います。笑
まとめ|品質はとても良いけど、コスパはどうか…
嫌なニオイもしないし、丈夫で長持ちしそうだし、猫たちもちゃんと爪とぎとして使ってくれます。
昔から使ってきたキャットタワーは猫たちも思い入れがあるかもしれないので、できるだけ修復して長く使いたいですよね。
ですが、キャットタワー全体があまりにもボロボロの場合、コスパを考えるとキャットタワーの買い替えも視野に入ってくると思いました。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てば幸いです。